私が与える息とタバコの煙
- KR
- 2019年5月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年6月2日
お前には未知の世界であろう呼吸管理
お前の顔には何度となく座ってきたが
顔面騎乗や人間椅子とは違う感覚だろう
苦しいかもね
けど苦しいか苦しくないかは私が決めるのよ
お前には意思はない
私が楽しむためのお前よね

初めての感覚に戸惑いながらも
私の前ではお前はパプロフの犬と同じだ
私の存在を目の前で感じているだけで
すぐにスイッチが入る
呼吸をするたびに膨らみ縮むお前の顔
ラバーマスクがお前の顔にはりつくくらい
苦しんでみなさい
大きく息を吸い吐き出す

そんな姿を見ていると
もっともっと意地悪をしたくなる
お前の膝に乗せた私の足
ヒールが刺さっていても気にならないはずよ
お前はラバー全頭マスクで閉ざされた中でも
私を感じれるのだもの
ご褒美にもっと苦しめてあげる
私がタバコに火をつける音を聞くだけで
わかるわよね
煙草責め
けども今回はお前の顔だけをいじめてあげる
私が吐き出すタバコの煙
小さく空いた穴にたっぷりと吐き出してあげる
お前の視界も吸い込むものも
私のもので包まれる
煙草を吸わないお前でも初めて味わうタバコは私から与えてもらうものになるとはね
お前は私が煙草を吸い終えるまで・・・
普通の空気を吸い込むことはできない
苦しみよりも喜びが溢れている
お前が吸い込むものは
私が吐き出す息と煙草の煙
お前が吐き出していいものなんて
なにもないのよ

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